1子どもは、「訳して」覚えない。
思い出してみてください。お子さんが日本語を覚えたとき、単語帳も文法の説明もありませんでした。 「まんま」「ワンワン」「だっこ」——ことばはいつも、目の前の体験とセットでやってきました。 抱っこされながら「だっこ」と聞くから、意味が体に入る。これが人間の、いちばん自然なことばの覚え方です。
ところが英語になったとたん、私たちは机に座り、日本語に訳し、暗記しようとします。 体験から切りはなされたことばは、テストが終わると消えてしまう——多くの大人が経験してきたことです。
だったら、英語も「体験とセット」で出会えばいい。
それがこのクラブの出発点です。
2体で聞いたことばは、残る。— TPR
「先生が英語で言ったことを、体で応える」——この方法には名前があります。
3英語「を」学ぶのではなく、英語「で」何かをする。— CLIL
もうひとつの柱は、ヨーロッパの学校教育で広く採用されてきた考え方です。
4安心が先。ことばは、あとから。
外国語の研究では昔から、不安や緊張が強いと、ことばは入ってこないことが指摘されてきました (「間違えたら恥ずかしい」という気持ちが、心のシャッターを下ろしてしまうのです)。
だからこのクラブでは、間違いを直しません。テストもありません。 サークルになって座り、名前を呼び合い、できたら一緒に喜ぶ—— ウェルネススタジオである Awarenest が、なによりも先に用意するのは安心して声を出せる空気です。 ことばが育つ土は、そこにしかないと考えています。
5だから、火曜と金曜の60分はこうなっている。
オープニングサークルで気持ちをほどき(安心)、 アクティビティ——火曜はストリートダンス、金曜はヨガ・アート・エアリアル——を 英語と体をつなぎながら体験し(TPR・CLIL)、 クロージングサークルで自分に戻ってくる。
60分の並びは、この考え方をそのまま形にしたものです。 そして毎回のダッキーシールが、「続けるほど育つ」を目に見えるかたちにします。
参考にしている考え方: TPR — J. Asher が提唱した全身反応教授法(Learning Another Language Through Actions ほか)/ CLIL — 欧州で発展した内容言語統合型学習(D. Coyle らによる整理が知られています)/ 情意フィルター仮説 — S. Krashen による「不安が低いほど言語は取り込まれやすい」という考え方。 ※本ページは学術的な効果を保証するものではなく、当クラブの設計思想をご説明するものです。